2025/11/14
2025/11/14(金)のハイライト
金曜日の夜は、街の灯りが少し柔らかく見える。
サッカー日本代表の試合があったせいか
カウンターには試合の余韻を語る声が静かに漂っていた。
一方で、個室では別の時間が流れている。
二次会として訪れた人たちが
今日という日の続きを、ゆるやかな会話で確かめ合っていた。
後半、女性たちが静かにカウンターへ並び始める。
氷が音を立て、グラスのなかの琥珀が光を宿し
誰に強いられることもない“自分の時間”を楽しむ顔がそこにあった。
金曜だから賑わう、
そんな一般的なリズムとはすこし違う流れをこの店は持っている。
曜日の都合ではなく
その人が“飲みたい気持ち”になったときに寄り添う空間。
それは、11年続けてきたことでようやく手に入れた
“店の呼吸”のようなものかもしれない。
11周年ボトルの到着も見えてきた。
あの一本が店に加わることで
またひとつこの場所の物語が深まる気がしてならない。
しっとりと、静かに
けれど確かに温度のある金曜日。
明日もカウンターは4席あいている。
個室にも余白がある。
その余白に
誰かの一日がそっと落ち着きますように。
カウンターにて、お待ちしております。
2025/11/14
ついに11周年記念ボトル発売日決定
ついに販売日決定!
22日(土)に販売開始!
コミュニティ会員・ラボ会員は19000円
一般販売は21000円で販売予定
まさかの周年記念日と被りました!
ECサイトも22日も16時から販売開始!
店内販売も22日販売開始です
発送は24日から発送になりますのでよろしくお願いします!
↓
barespace.base.shop/items/120436717
2025/11/12
11月・12月予定表
11月・ 12月の予定表です
11月24日は祝日ですが営業!
「11周年記念ウイスキーフェスティバル」
1夜限りですがあの手尺飲み放題
時間制限なし 参加費5000円で楽しめるイベントです
あと来月一回貸切営業予約あり・貸切問い合わせ2件いただいております
そして再来週までには11周年記念ボトル
入荷予定です!よろしくお願いします!
2025/11/11
~ウイスキー自由研究プランの存在意義~
「ウイスキー自由研究の存在意義」
静かな夜だった。
カウンターの予約だけが入っており、穏やかな始まり。
けれど途中で一本の問い合わせが入り、個室の予約が加わった。
結果、カウンターは2席のみ。
案内できなかった人もいた。
「この距離感をどうコントロールするか」──その難しさを改めて思う。
⸻
カウンターにはお馴染みの顔、そして新しい顔。
輪が少しずつ広がっていく。
ウイスキーの話は尽きない。
「グレンエルギン、これハマりました。この感じ、好きです」
「この甘い…安積?それとも亀田蒸溜所の麦感?どっちもいいですね」
香りや味を確かめる指先、
ひとつひとつの表情が真剣で、少し嬉しくなる。
「スモーキーって、これですかね?美味しい」
──知らない世界を知る瞬間、目が少し輝く。
それを見届けることが、この“自由研究”の醍醐味だ。
人は、自分の“好き”を見つけたときに
小さく息をのむ。
その呼吸をそっとアシストする。
それがこのプランの本質であり、
この店の存在理由なのかもしれない。
⸻
個室では久しぶりに集まった仲間たちが
近況を語り合っていた。
ウイスキーよりも会話がメイン。
それもまた、この空間のもうひとつの役割だ。
⸻
営業も終盤。
閉店間際に一人の女性がドアを開けた。
「新しい椅子、座りに来ました」
仕事帰りに一杯だけ、と。
「前よりシックだね。デザインも、座り心地も好き」
その言葉に心のどこかが温かくなる。
「久しぶりにゆっくり座れる。
最近混んでたもんね。
でもこの時間に来るのもいいね。
お気に入りの一杯を飲んで帰れる感じ」
静かな会話のあと、笑顔で帰っていく背中。
「また週末に来ます」
そう言い残して。
⸻
「女子ひとりで飲むの、少し勇気がいったんですけど、
ここを“ホームバー”だと思えるようになって、
少しずつ開拓してるんです」
その言葉に、
“場所を育てる”という意味の重さを感じた。
彼女の足取りは、帰り際には少し軽くなっていた。
⸻
明日は予約がない。
けれど、だからこそ楽しみだ。
このカウンターで、また誰かの夜の物語が生まれるかもしれない。
「知らない味を知ることは、自分を知ること。」
そんな思いを胸に、
明日も静かに、研究は続く。
2025/11/11
~ウイスキー自由研究プランの存在意義~
「ウイスキー自由研究の存在意義」
静かな夜だった。
カウンターの予約だけが入っており、穏やかな始まり。
けれど途中で一本の問い合わせが入り、個室の予約が加わった。
結果、カウンターは2席のみ。
案内できなかった人もいた。
「この距離感をどうコントロールするか」──その難しさを改めて思う。
⸻
カウンターにはお馴染みの顔、そして新しい顔。
輪が少しずつ広がっていく。
ウイスキーの話は尽きない。
「グレンエルギン、これハマりました。この感じ、好きです」
「この甘い…安積?それとも亀田蒸溜所の麦感?どっちもいいですね」
香りや味を確かめる指先、
ひとつひとつの表情が真剣で、少し嬉しくなる。
「スモーキーって、これですかね?美味しい」
──知らない世界を知る瞬間、目が少し輝く。
それを見届けることが、この“自由研究”の醍醐味だ。
人は、自分の“好き”を見つけたときに
小さく息をのむ。
その呼吸をそっとアシストする。
それがこのプランの本質であり、
この店の存在理由なのかもしれない。
⸻
個室では久しぶりに集まった仲間たちが
近況を語り合っていた。
ウイスキーよりも会話がメイン。
それもまた、この空間のもうひとつの役割だ。
⸻
営業も終盤。
閉店間際に一人の女性がドアを開けた。
「新しい椅子、座りに来ました」
仕事帰りに一杯だけ、と。
「前よりシックだね。デザインも、座り心地も好き」
その言葉に心のどこかが温かくなる。
「久しぶりにゆっくり座れる。
最近混んでたもんね。
でもこの時間に来るのもいいね。
お気に入りの一杯を飲んで帰れる感じ」
静かな会話のあと、笑顔で帰っていく背中。
「また週末に来ます」
そう言い残して。
⸻
「女子ひとりで飲むの、少し勇気がいったんですけど、
ここを“ホームバー”だと思えるようになって、
少しずつ開拓してるんです」
その言葉に、
“場所を育てる”という意味の重さを感じた。
彼女の足取りは、帰り際には少し軽くなっていた。
⸻
明日は予約がない。
けれど、だからこそ楽しみだ。
このカウンターで、また誰かの夜の物語が生まれるかもしれない。
「知らない味を知ることは、自分を知ること。」
そんな思いを胸に、
明日も静かに、研究は続く。